翻訳とは、翻訳する原文の意味をある程度理解し、翻訳する言語と同じ意味の単語を機械的に置き換えていけば良い、 というものではありません。
日常的に日本語を使用する際に、様々な用途や条件によって用語や言い回しの使い分けが必要とされているのと同様、他の言語でもそれぞれのケースに応じた使い分けが必要だからです。
日本人が日本語を正確に使い分けることも、容易ではありません。
契約書等の法務・法律に関係する言葉使い、学術論文等の学術用語、ビジネス文書の定型句や文体はもちろんのこと、手紙やメールでさえ目上の方や取引先に出す場合には、相応の言葉遣いや形式が求められます。
私たち ポルトガル語翻訳サービスでは、熟達したブラジルポルトガル語の翻訳のエキスパートが、専門分野ごとに一語一語の意味を熟慮し、より自然で、適切な言葉に翻訳しています。
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通常、日本語からポルトガル語への翻訳の場合、その分野の専門知識を有するブラジルポルトガル語を母国語とするブラジル出身のネイティブが翻訳し、ブラジルポルトガル語に堪能な日本人の校正者が翻訳文をチェックしています。
また、ブラジルポルトガル語から日本語への翻訳の場合、専門分野ごとに日本人翻訳者が翻訳し、日本語に堪能なブラジルポルトガル語を母国語とするブラジル出身のネイティブが校正しています。
その際、弊社独自のチェックリストを使用し、より精度の高い翻訳文をお客様にお届けしています。
尚、ブラジルポルトガル語は、ポルトガルで使用されている発音や単語等が異なる場合があります。
下記に弊社で常時行っている翻訳・校正システムをご紹介いたします。
翻訳 →専門分野別に実績のあるブラジル出身の日本語に堪能な翻訳者が担当。
校正 →ブラジルポルトガル語に堪能な実績のある日本人校正者が担当。
最終チェック、長年ポルトガル語の翻訳チェックを行っているコーディネーターが担当。
翻訳者、校正者、コーディネーターは、弊社の採用基準に基づき審査された適格者です。
プロフェッショナルの翻訳者としての経験年数は、平均17年です。
翻訳 →専門分野別に実績のあるポルトガル語に堪能な日本人の翻訳者が担当。
校正 →ブラジル出身の日本語に堪能な実績のある校正者が担当。
最終チェック、長年ポルトガル語の翻訳チェックを行っているコーディネーターが担当。
翻訳者、校正者、コーディネーターは、弊社の採用基準に基づき審査された適格者です。
プロフェッショナルの翻訳者としての経験年数は、平均14年です。
ポルトガル語翻訳サービスでは、無料見積を承っています。
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弊社の翻訳者のポルトガル語と日本語の違い及び翻訳する際の注意点を記載いたします。
まず初めに、ポルトガル語は、1種類の特殊文字(Ç )と4種類のアクセント表示(ã, â,á,à)を除いては、英語と同様にアルファベット文字を使用し、 主語、動詞、目的語という順序で文章が構成され、文法的に時制の一致を必要とします。英語と大きく異なる点は、主語(第一人称、第二人称、第三人称)に応じて、 動詞が、現在形、不完了過去形、完了過去形、未来形、命令形、接続法などすべて変化することです。また、動詞の変化形を用いることによって、丁寧語や不確かなケースなどを表現することも可能です。
ポルトガル語ではよく「言い換え」をします。たとえば人物を指す場合、現ブラジル大統領のミシェル・テメルを名前やニックネームで表記したり、 「共和国大統領」、「国家元首」と言い換えたり、或いはサッカー選手のネイマールを「エース」、「天才」と言い換えたりして、文章を作成する際に 同じ人物を指して同じ単語を繰り返して使用することに抵抗があります。そのため、そうした表記をそのまま日本語へ直訳すると不自然でわかり難くなるため、日本語へ翻訳する際は解り易さを選ぶことが肝要です。
また、原文にある単語でも思い切って省略した方がよい場合があり、逆に、原文にない場合でもポルトガル語から日本語に翻訳する際には言葉を補ったり説明を加えたりすることが必要になるケースもあります。読者の理解が及ぶ範囲を想定し、 必要と判断したときは、削除したり付け加えたりすることが翻訳の重要なテクニックです。
原文の一文が長い文章で構成されている場合は、二つ或いは三つの文に分けて日本語に翻訳することも大事です。逆に、原文が二つあるいは三つの文になっていても、一つの文にまとめて翻訳した方が良い場合もあります。 原文の内容に忠実で、読解し易く且つ高度なレベルの日本語文或いはポルトガル語文に仕上げることに翻訳者の能力が問われます。
因みに、日本語による契約書の場合、契約当事者らを「甲」、「乙」へ置き換えることが一般的ですが、ポルトガル語では「Outorgante」、「Outorgado」という表記の他にも多様な表現方法が用いられるため、どの言葉を選ぶかは翻訳者の知識と教養に委ねられます。
最後に、辞書にある訳語では適応しないことが多々あります。たとえ大辞典であっても、あらゆる場合に対応した訳語を網羅しているわけではありません。 最適な訳語は、たとえばGoogleで検索すれば、ありとあらゆる専門技術、法令、文献などが紹介されており、分野ごとの専門用語や適確な表現を探し出すことが今の時代は可能です。 翻訳するテキストのテーマ・内容・分野について、その内容が深ければ深いほど、また専門性が高くなればなるほど、翻訳者のセンスが最後の決め手となります。
弊社の翻訳・校正スタッフの出身校は下記となっています。
サンパウロ大学、ブラジリア連邦大学、東北大学、東京外語大学、大阪外語大学、上智大学など
ポルトガル語翻訳サービスでは、初めて弊社のブラジルポルトガル語の翻訳サービスのご利用をご検討されている方が、翻訳の品質を確認したいとお考えの場合には、トライアル翻訳のご利用をお薦めしています。
トライアル翻訳とは、正式にご発注をいただく前に、弊社が無料で少量の日本語からポルトガル語への翻訳、またはポルトガル語から日本語への翻訳を行うことにより、お客様に品質をご確認いただき、安心してご発注いただけるようにするものです。
トライアル翻訳には、文字数の制限がございます。
日本語からポルトガル語へのトライアル翻訳の場合は、通常、日本語文字数 400 字以内、ポルトガル語より日本語への場合には、ポルトガル語 200 ワード以内となっています。
トライアル翻訳はご発注予定の文字数量が、日本語 2,000 字以上、またはポルトガル語ワード数が 1,000 ワード以上の場合に限らせていただきます。
トライアル翻訳の納品期日につきましては、その都度、お客様のご要望を承ります。お気軽にお問い合わせください。